【再生医療】iPS細胞を使わずに、線維芽から直接「心筋細胞」に…慶応大と米研究所
1 :依頼スレの154@おっおにぎりがほしいんだなφ ★:2010/08/06(金) 08:08:35 ID:???
マウスの心臓にある線維芽(せんいが)細胞に三つの遺伝子を導入し、
直接、心筋細胞に変化させることに、慶応大と米グラッドストーン心血管病研究所が成功した。
方法も単純で、導入から約2週間と短期間で作成できるため、効果的な心臓再生医療として
期待される。6日、米科学誌セル電子版で発表した。
心臓のポンプ機能を担う心筋細胞は再生能力がなく、心筋梗塞(こうそく)などで損傷を受けると、
機能は回復できない。人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを作り、心筋細胞に変化させて
移植する再生方法が考えられてきたが、時間がかかり、がん化の可能性もあるなど課題が多い。
慶応大の家田真樹助教(循環器内科)らは心筋細胞の材料として、心臓の7割を占める
線維芽細胞に注目。マウスの新生児の心臓から採取した線維芽細胞に、胎児の心筋細胞で働く
14の遺伝子をウイルスに乗せて導入すると、1.7%の細胞が心筋細胞によく似た細胞に変化した。
そのうち必須の3遺伝子を絞り込んで線維芽細胞に導入すると、約2週間で17%が心筋細胞と
同様の細胞に変わり、その後拍動が確認された。遺伝子情報も心筋細胞と類似しており、
「誘導心筋細胞(iCM細胞)」と名付けた。
家田助教はヒトiCM細胞の作成研究に着手しており、「将来、心臓の患部にカテーテルを通じて
3遺伝子を導入し、既存の線維芽細胞を心筋細胞に変化させることで心筋を再生できる可能性が
ある」と話す。
ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/select/science/news/20100806k0000m040113000c.html
慶応大学プレスリリース(pdfです)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2010/kr7a43000003aqht-att/100805_1.pdf
2ch参考記事
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1281049715/
3 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 08:30:33 ID:1h59F1fv
こりゃすごい
繊維化した心臓壁を再生するには繊維化の破壊が必要だけど
4 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 08:49:46 ID:CAItdttK
すばらしい。
心筋梗塞が瘢痕化する前に、早期に治療を開始すれば
線維を崩す必要はなくなるはず。
おそらく、AMI治療のスタンダードになる大発見。
AMI→PCI→カテから遺伝子注入→完治
5 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 09:47:20 ID:4S9izrca
根本的なアイデア自体はiPSと同じだな
6 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 09:59:36 ID:ewDSGauE
筋ばっかりになって、4、5年で心臓に穴開いたりしてw
7 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 10:04:03 ID:/Fn7jkrV
iPS細胞よりすごいんですか?
8 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 10:09:12 ID:21Xb82q0
すげーな
どんどんこの分野の研究開発が進んでんな
身長も伸ばせるようにならねーかな
9 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 10:11:21 ID:/Fn7jkrV
>>8
iPS細胞はどうなるんですか?
すごくないってこと?
10 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 10:26:02 ID:CAItdttK
iPS細胞は、試験管の中で1から作る必要があり、
それをさらに心筋に育てるまでに費用と時間がかかり、
今のところ、がん化の危険も残っている
一方、線維芽細胞は体中いたるところに
大量に自然に存在している(傷を治したりするのに活躍中)ので
それが簡単に臓器に変身してくれれば
大助かりだ。
それだけでなく
たとえば肝硬変は肝臓の線維芽細胞が悪さをしているだけなので、
もし、線維芽細胞を肝細胞に変えることができれば
肝硬変も完治するはず
肺線維症とかも同じ。
11 :名無しのひみつ:2010/08/06(金) 13:58:51 ID:kAIQhmO/
iPS細胞の変化球技だな
すごいんじゃね
TVの一言
国を挙げて再生医療のサポートすべき!!
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