【国際】「外国資産を買いまくる中国」、実は本番はこれからだ…合理的な対応を求められる米国や他の先進国[5/13]
1 :もろだしφφ ★:2011/05/13(金) 01:07:19.72 ID:???
中国企業がまた海外で買収を仕掛けるというニュースを聞かない日はほとんどない。コモディティー(商品)や技術、ブランドへの
渇望のため、あるいは単に米国債購入によって得られる以上のリターンを求め、中国企業は世界中で資産を買いまくっている。
■今はデンマークやオーストリア並み
確かに今もそう見えるが、これが本当の話になるのは実はこれからだ。アジアソサエティーの報告書[注]によれば、中国は海外進出
のとば口に立っており、今後10年間で1兆~2兆ドルを投資する見通しだという。
これまでの中国の外国直接投資(FDI)は、これよりもはるかに少ない2300億ドル。中国は世界のFDI残高の1.2%を占めるに
すぎず、デンマーク並みである。
中国のFDIが特に議論を呼ぶ米国では、中国の存在感はもっと小さい。海外投資の初期段階で、中国企業はコモディティーや
資源の獲得に専念しており、そこではアフリカやラテンアメリカの方に大きな商機があるからだ。
中国の公式な対米投資は23億ドルで、FDI残高全体のわずか0.1%にすぎない。投資主体が海外の場合などもあるため、
この数字は実態を過小評価しており、報告書は投資総額を117億ドルと見積もっている。
それでも、英国企業が米国に投資した4540億ドルと比べると格段に小さい。こと米国で買うことにかけては、中国はニュージーランド
やオーストリアと一緒にリトルリーグに属しているのだ。
■合理的な対応求められる米国
1 :もろだしφφ ★:2011/05/13(金) 01:07:19.72 ID:???
中国企業がまた海外で買収を仕掛けるというニュースを聞かない日はほとんどない。コモディティー(商品)や技術、ブランドへの
渇望のため、あるいは単に米国債購入によって得られる以上のリターンを求め、中国企業は世界中で資産を買いまくっている。
■今はデンマークやオーストリア並み
確かに今もそう見えるが、これが本当の話になるのは実はこれからだ。アジアソサエティーの報告書[注]によれば、中国は海外進出
のとば口に立っており、今後10年間で1兆~2兆ドルを投資する見通しだという。
これまでの中国の外国直接投資(FDI)は、これよりもはるかに少ない2300億ドル。中国は世界のFDI残高の1.2%を占めるに
すぎず、デンマーク並みである。
中国のFDIが特に議論を呼ぶ米国では、中国の存在感はもっと小さい。海外投資の初期段階で、中国企業はコモディティーや
資源の獲得に専念しており、そこではアフリカやラテンアメリカの方に大きな商機があるからだ。
中国の公式な対米投資は23億ドルで、FDI残高全体のわずか0.1%にすぎない。投資主体が海外の場合などもあるため、
この数字は実態を過小評価しており、報告書は投資総額を117億ドルと見積もっている。
それでも、英国企業が米国に投資した4540億ドルと比べると格段に小さい。こと米国で買うことにかけては、中国はニュージーランド
やオーストリアと一緒にリトルリーグに属しているのだ。
■合理的な対応求められる米国